スペイン語の記事一覧

  • 6.20 条件法の丁寧表現

    スペイン語では、条件法(condicional) を使うことで、依頼や希望を丁寧に表現することができます。これは英語の wouldwould like、イタリア語の vorrei などに近い働きをします。

    命令形を使うと強い印象になることがありますが、条件法を使うと、より柔らかく丁寧な言い方になります。


    gustaría を使う表現

    丁寧な希望を表す最も一般的な表現は

    me gustaría + 不定詞

    です。

    Me gustaría hablar con usted.
    あなたとお話ししたいのですが。

    Me gustaría tomar un café.
    コーヒーをいただきたいのですが。

    Nos gustaría reservar una mesa.
    私たちはテーブルを予約したいのですが。

    この表現は、英語の I would like に近い意味になります。


    poder の条件法

    丁寧な依頼をするときには poder の条件法もよく使われます。

    ¿Podría ayudarme?
    手伝っていただけますか。

    ¿Podría repetir?
    もう一度言っていただけますか。

    ¿Podría hablar más despacio?
    もう少しゆっくり話していただけますか。


    querer の条件法

    querer の条件法も、丁寧な希望を表します。

    Querría hacer una pregunta.
    質問したいのですが。

    Querría hablar con el director.
    私は責任者と話したいのですが。

    ただし、日常会話では me gustaría の方がよく使われます。


    例文

    Me gustaría comprar este libro.
    この本を買いたいのですが。

    ¿Podría decirme la hora?
    時間を教えていただけますか。

    Nos gustaría pedir comida.
    料理を注文したいのですが。


    条件法を使うことで、依頼や希望を丁寧で控えめな表現にすることができます。日常会話やサービスの場面では、このような条件法の表現がよく使われます。


  • 第7章 スペイン語特有の構文

    7.1 ser と estar の使い分け

    スペイン語には、日本語の「〜である」に相当する動詞として serestar の二つがあります。どちらも英語では be に相当しますが、スペイン語では 意味の違いによって使い分け が必要です。

    一般的に

    ser は本質・性質・恒常的な特徴
    estar は状態・位置・一時的な状況

    を表します。


    ser の基本的な用法

    ser は、人や物の 本質的な性質や恒常的な特徴 を表します。

    Juan es médico.
    フアンは医者です。

    La casa es grande.
    その家は大きいです。

    Madrid es la capital de España.
    マドリードはスペインの首都です。

    このように、職業、性質、身分、国籍などを表すときには ser が使われます。


    estar の基本的な用法

    estar は、人や物の 状態や位置 を表します。

    Juan está cansado.
    フアンは疲れています。

    El libro está en la mesa.
    本は机の上にあります。

    Estoy en Madrid.
    私はマドリードにいます。

    このように、感情、体調、位置などを表すときには estar が使われます。


    形容詞による意味の違い

    同じ形容詞でも serestar によって意味が変わることがあります。

    Es aburrido.
    彼は退屈な人です。

    Está aburrido.
    彼は退屈しています。


    例文

    Ella es profesora.
    彼女は教師です。

    Está en casa.
    彼は家にいます。

    La puerta está abierta.
    ドアは開いています。


    serestar の使い分けは、スペイン語の重要な特徴の一つです。話し手が 性質を述べているのか、それとも状態を述べているのか を考えることが重要です。


    7.2 haber(存在表現と完了形)

    haber はスペイン語で重要な働きを持つ動詞で、主に次の二つの用法があります。

    1 存在を表す表現
    2 完了形を作る助動詞


    存在表現

    存在を表す場合、haber は主に hay という形で使われ、「〜がある」「〜がいる」という意味になります。

    Hay un libro en la mesa.
    机の上に本があります。

    Hay muchas personas aquí.
    ここには多くの人がいます。

    Hay un restaurante cerca.
    近くにレストランがあります。

    この hay は単数と複数の区別なく使われます。

    Hay un coche.
    車が一台あります。

    Hay tres coches.
    車が三台あります。


    過去の存在

    過去の存在は、haber の線過去 を使います。

    Había un hotel aquí.
    ここにはホテルがありました。

    Había muchas casas en este lugar.
    この場所には多くの家がありました。


    完了形の助動詞

    haber は完了形を作る助動詞としても使われます。

    現在完了は次の形になります。

    haber + 過去分詞

    He estudiado español.
    私はスペイン語を勉強しました。

    Hemos terminado el trabajo.
    私たちは仕事を終えました。

    Han llegado.
    彼らは到着しました。


    例文

    Hay un problema.
    問題があります。

    Había muchas personas en la sala.
    部屋には多くの人がいました。

    He leído ese libro.
    私はその本を読みました。


    haber は、存在を表す表現と完了形を作る助動詞の両方として使われる、スペイン語の基本的で重要な動詞です。


    7.3 tener を用いる表現

    tener(持つ) は本来「持っている」という意味の動詞ですが、スペイン語では 年齢、身体の状態、感情、必要など を表す多くの表現で使われます。英語では behave を使う表現でも、スペイン語では tener を用いることが多くあります。


    年齢

    スペイン語では年齢を tener を使って表します。

    Tengo veinte años.
    私は20歳です。

    Juan tiene treinta años.
    フアンは30歳です。


    空腹・のどの渇き

    身体の状態も tener を使って表します。

    Tengo hambre.
    私はお腹がすいています。

    Tengo sed.
    私はのどが渇いています。


    感情や状態

    感情や体調などを表す表現にも tener が使われます。

    Tengo miedo.
    私は怖いです。

    Tengo sueño.
    私は眠いです。

    Tengo frío.
    私は寒いです。

    Tengo calor.
    私は暑いです。


    必要

    必要を表す場合にも tener を使います。

    Tengo que estudiar.
    私は勉強しなければなりません。

    Tenemos que trabajar.
    私たちは働かなければなりません。


    例文

    Tengo tiempo.
    私は時間があります。

    Tiene razón.
    彼は正しいです。

    Tengo prisa.
    私は急いでいます。


    tener を使った表現は日常会話で非常によく使われます。これらの表現は英語や日本語と構造が異なることが多いため、基本的なものを覚えておくことが重要です。


  • 7.4 gustar 型動詞

    gustar 型動詞 とは、「〜が好きだ」「〜が気に入る」という意味を表す動詞 gustar と同じ構造を持つ動詞のことです。
    この構文では、日本語の主語に当たるものが、スペイン語では 主語ではなく目的語のように表される という特徴があります。

    Me gusta el chocolate.
    私はチョコレートが好きです。

    この文を直訳すると

    「チョコレートは私にとって好ましい」

    という意味になります。


    基本構造

    gustar 型動詞は次の形で使われます。

    間接目的語 + 動詞 + 主語

    Me gusta el libro.
    私はその本が好きです。


    間接目的語代名詞

    gustar 型動詞では次の代名詞が使われます。

    人称
    yome
    te
    él / ella / ustedle
    nosotrosnos
    vosotrosos
    ellos / ellas / ustedesles

    Me gusta el café.
    私はコーヒーが好きです。

    Te gusta el cine.
    あなたは映画が好きです。


    単数と複数

    主語が単数か複数かによって動詞の形が変わります。

    Me gusta el libro.
    私はその本が好きです。

    Me gustan los libros.
    私はその本たちが好きです。


    強調表現

    誰のことかをはっきりさせるために a + 人 を加えることがあります。

    A mí me gusta el café.
    私はコーヒーが好きです。

    A Juan le gusta el fútbol.
    フアンはサッカーが好きです。


    他の gustar 型動詞

    同じ構造を持つ動詞は多くあります。

    interesar
    興味がある

    encantar
    大好きである

    molestar
    迷惑である

    faltar
    足りない

    例文

    Me interesa la música.
    私は音楽に興味があります。

    Le encanta el fútbol.
    彼はサッカーが大好きです。


    gustar 型動詞はスペイン語特有の構文の一つであり、主語と目的語の関係が日本語や英語とは異なる点に注意する必要があります。


    7.5 再帰表現

    再帰表現(construcción reflexiva) とは、主語が自分自身に対して行う動作を表す表現です。
    この場合、動詞は 再帰代名詞(se など) とともに使われます。

    Me lavo.
    私は自分を洗います。

    Se levanta.
    彼は起きます。


    再帰代名詞

    再帰表現では次の代名詞が使われます。

    人称代名詞
    yome
    te
    él / ella / ustedse
    nosotrosnos
    vosotrosos
    ellos / ellas / ustedesse

    再帰動詞

    再帰動詞は辞書では -se を付けた形で示されます。

    levantarse
    起きる

    lavarse
    体を洗う

    sentarse
    座る


    活用例

    levantarse(起きる)

    人称活用
    yome levanto
    te levantas
    él / ellase levanta
    nosotrosnos levantamos
    vosotrosos levantáis
    ellosse levantan

    日常行動

    再帰動詞は日常の行動を表す場合によく使われます。

    Me levanto a las siete.
    私は7時に起きます。

    Se lava las manos.
    彼は手を洗います。

    Nos acostamos tarde.
    私たちは遅く寝ます。


    再帰表現の広い意味

    スペイン語では、再帰表現が 必ずしも自分自身への動作とは限らない 場合もあります。

    Se abre la puerta.
    ドアが開きます。

    Se venden libros.
    本が売られています。


    再帰表現はスペイン語で非常によく使われる構文で、日常生活の行動や状態の変化を表すときに重要な役割を持っています。


  • 7.6 受動文

    受動文(voz pasiva) は、動作を行う人ではなく、動作を受けるものを主語として表す文です。
    日本語では「〜される」という形になります。

    El libro fue escrito por Cervantes.
    その本はセルバンテスによって書かれました。


    ser を用いる受動文

    スペイン語の受動文は、次の形で作られます。

    ser + 過去分詞 + por

    La carta fue escrita por María.
    その手紙はマリアによって書かれました。

    El puente fue construido en 1900.
    その橋は1900年に建てられました。


    過去分詞の一致

    過去分詞は、主語の 性と数 に一致します。

    La puerta fue abierta.
    そのドアは開けられました。

    Las puertas fueron abiertas.
    そのドアは開けられました(複数)。


    行為者

    動作を行う人は por を使って表します。

    La novela fue escrita por el autor.
    その小説はその作家によって書かれました。


    se を用いる受動表現

    スペイン語では se を使った受動表現もよく使われます。

    Se venden libros.
    本が売られています。

    Se habla español aquí.
    ここではスペイン語が話されています。

    この表現は、行為者を特に示さない場合によく使われます。


    例文

    La casa fue construida hace cien años.
    その家は100年前に建てられました。

    Se venden frutas.
    果物が売られています。

    Se hablan muchos idiomas en este país.
    この国では多くの言語が話されています。


    スペイン語では、ser を用いる受動文よりも、se を用いる受動表現の方が日常会話ではよく使われます。


    7.7 se 構文

    se 構文 は、スペイン語で非常によく使われる構文で、動詞に se を付けることでさまざまな意味を表します。
    se は、再帰、受動、一般表現など多くの働きを持つ重要な語です。


    再帰の se

    主語が自分自身に対して行う動作を表します。

    Se lava.
    彼は体を洗います。

    Se levanta temprano.
    彼は早く起きます。


    相互の se

    二人以上の人が互いに行う動作を表します。

    Se miran.
    彼らは互いに見ています。

    Se ayudan.
    彼らは助け合っています。


    受動の se

    行為者を示さず、動作の結果だけを述べる場合に使われます。

    Se venden libros.
    本が売られています。

    Se habla español aquí.
    ここではスペイン語が話されています。


    一般表現の se

    「人は〜する」「〜される」という一般的な意味を表します。

    En España se come tarde.
    スペインでは食事が遅いです。

    Aquí se trabaja mucho.
    ここではよく働きます。


    例文

    Se abren las puertas a las nueve.
    ドアは9時に開きます。

    Se estudia mucho en esta escuela.
    この学校ではよく勉強します。

    Se venden coches.
    車が売られています。


    se 構文 は、再帰、受動、相互動作、一般表現などさまざまな意味を持つため、スペイン語の文法の中でも重要な特徴の一つです。


  • 7.8 二重目的語構文

    二重目的語構文とは、直接目的語間接目的語の二つの目的語を同時に持つ構文です。
    スペイン語では、この構文が非常によく使われます。

    Le di el libro.
    私は彼にその本をあげました。

    ここでは

    Le(彼に) → 間接目的語
    el libro(その本) → 直接目的語

    です。


    基本構造

    二重目的語構文の基本的な形は次のようになります。

    間接目的語代名詞 + 動詞 + 直接目的語

    Le doy el libro.
    私は彼にその本をあげます。


    間接目的語代名詞

    人称
    yome
    te
    él / ella / ustedle
    nosotrosnos
    vosotrosos
    ellos / ellas / ustedesles

    a を使った表現

    誰に対する行為かを明確にするため、a + 人 を加えることがあります。

    Le doy el libro a Juan.
    私はフアンにその本をあげます。

    Nos envía una carta a nosotros.
    彼は私たちに手紙を送ります。


    le → se の変化

    直接目的語代名詞と間接目的語代名詞が同時に使われる場合、le / lesse に変わります。

    Le di el libro.
    私は彼にその本をあげました。

    Lo di.
    私はそれをあげました。

    Se lo di.
    私はそれを彼にあげました。


    例文

    Le escribo una carta.
    私は彼に手紙を書きます。

    Nos dio un regalo.
    彼は私たちにプレゼントをくれました。

    Se lo expliqué.
    私はそれを彼に説明しました。


    二重目的語構文では、誰に(間接目的語)何を(直接目的語) の両方を表すことができます。この構文は会話や文章で頻繁に使われる重要な表現です。


    7.9 否定表現

    否定表現(expresión negativa) は、行動や状態を否定するための表現です。スペイン語では主に no を動詞の前に置いて否定を作ります。

    No estudio español.
    私はスペイン語を勉強しません。

    No vive aquí.
    彼はここに住んでいません。


    no を使う基本形

    否定文の基本形は次の通りです。

    no + 動詞

    No trabajo hoy.
    私は今日は働きません。

    No tengo tiempo.
    私は時間がありません。


    否定語

    スペイン語には、次のような否定語があります。

    否定語意味
    nada何も〜ない
    nadie誰も〜ない
    nunca決して〜ない
    tampoco〜もまた〜ない
    ningún / ninguno一つも〜ない

    否定語の例

    No veo nada.
    私は何も見えません。

    No conozco a nadie.
    私は誰も知りません。

    Nunca voy allí.
    私はそこへ決して行きません。


    二重否定

    スペイン語では 二重否定 が普通に使われます。

    No veo nada.
    私は何も見ません。

    No conozco a nadie.
    私は誰も知りません。


    tampoco

    tampoco は「〜もまた〜ない」という意味です。

    No tengo dinero.
    私はお金がありません。

    Yo tampoco.
    私もありません。


    例文

    No quiero ir.
    私は行きたくありません。

    No hay nadie aquí.
    ここには誰もいません。

    Nunca estudio de noche.
    私は夜には決して勉強しません。


    スペイン語では no を中心に多くの否定語が使われ、二重否定が一般的に用いられるという特徴があります。


    7.10 疑問文と感嘆文

    スペイン語では、疑問文(interrogación)感嘆文(exclamación) に特別な記号が使われます。文の最初と最後にそれぞれの記号を置くことが特徴です。

    疑問文では

    ¿ ?

    感嘆文では

    ¡ !

    が使われます。


    疑問文

    疑問文は、質問を表す文です。スペイン語では文の語順を変えなくても、イントネーションや疑問符によって疑問文を作ることができます。

    ¿Hablas español?
    あなたはスペイン語を話しますか。

    ¿Vive aquí?
    彼はここに住んでいますか。


    疑問詞を使う疑問文

    疑問詞を使う場合は、次のような語が使われます。

    疑問詞意味
    qué
    quién
    cuándoいつ
    dóndeどこ
    cómoどのように
    por quéなぜ
    cuántoどれくらい

    ¿Dónde vive?
    あなたはどこに住んでいますか。

    ¿Quién viene?
    誰が来ますか。


    感嘆文

    感嘆文は、驚き、喜び、強い感情などを表す文です。

    ¡Qué bonito!
    なんて美しいのでしょう。

    ¡Qué frío hace!
    なんて寒いのでしょう。


    感嘆詞を使う表現

    感嘆文では quécómo などがよく使われます。

    ¡Qué casa tan grande!
    なんて大きな家でしょう。

    ¡Cómo trabaja!
    彼はなんとよく働くのでしょう。


    例文

    ¿A qué hora llegas?
    あなたは何時に到着しますか。

    ¿Dónde está el libro?
    本はどこにありますか。

    ¡Qué interesante!
    なんて面白いのでしょう。


    スペイン語では、疑問文と感嘆文の両方で 文の最初と最後に記号を置く という特徴があります。これはスペイン語の書き言葉の重要な特徴の一つです。


  • 第8章 よく使う動詞構文

    8.1 ir a + 不定詞

    ir a + 不定詞 は、近い未来や予定を表す表現です。英語の be going to に近い意味を持ちます。
    日常会話では未来形よりもよく使われる表現です。

    基本形は次の通りです。

    ir + a + 不定詞


    ir の現在形

    人称活用
    yovoy
    vas
    él / ellava
    nosotrosvamos
    vosotrosvais
    ellos / ellasvan

    例文

    Voy a estudiar español.
    私はスペイン語を勉強するつもりです。

    Vamos a salir.
    私たちは出かける予定です。

    Va a llover.
    雨が降りそうです。

    Van a llegar pronto.
    彼らはまもなく到着するでしょう。


    予定を表す

    近い未来の予定を表す場合に使われます。

    Mañana voy a viajar a Madrid.
    明日私はマドリードへ旅行します。

    Vamos a empezar la clase.
    私たちは授業を始めます。


    これから起こりそうなこと

    状況から予想される出来事を表すこともあります。

    Va a llover.
    雨が降りそうです。

    Ese niño va a llorar.
    その子は泣きそうです。


    ir a + 不定詞 は、未来の予定や近い将来の出来事を表す非常に重要な表現であり、会話では未来形よりも頻繁に使われます。


    8.2 acabar de + 不定詞

    acabar de + 不定詞 は、**「ちょうど〜したところである」**という意味を表す構文です。
    英語の have just + 過去分詞 に近い意味になります。

    基本形は次の通りです。

    acabar de + 不定詞


    acabar の現在形

    人称活用
    yoacabo
    acabas
    él / ellaacaba
    nosotrosacabamos
    vosotrosacabáis
    ellos / ellasacaban

    例文

    Acabo de llegar.
    私はちょうど到着したところです。

    Acabo de comer.
    私はちょうど食べたところです。

    Acabamos de terminar el trabajo.
    私たちはちょうど仕事を終えたところです。


    最近起こった出来事

    この構文は、つい今起こった出来事を表します。

    Juan acaba de salir.
    フアンは今出たところです。

    Acaban de empezar la clase.
    授業が今始まったところです。


    過去で使う場合

    過去の時点で「ちょうど〜したところだった」という意味も表せます。

    Acababa de llegar cuando empezó a llover.
    私が到着したばかりのとき、雨が降り始めました。


    acabar de + 不定詞 は、つい最近起こった出来事を表す非常に便利な表現で、日常会話でよく使われます。


    8.3 tener que + 不定詞

    tener que + 不定詞 は、義務や必要を表す構文で、「〜しなければならない」という意味になります。
    英語の have to に近い表現です。

    基本形は次の通りです。

    tener que + 不定詞


    tener の現在形

    人称活用
    yotengo
    tienes
    él / ellatiene
    nosotrostenemos
    vosotrostenéis
    ellos / ellastienen

    例文

    Tengo que estudiar.
    私は勉強しなければなりません。

    Tenemos que trabajar.
    私たちは働かなければなりません。

    Tienes que ir ahora.
    あなたは今行かなければなりません。


    義務を表す

    この表現は、義務や必要を表すときによく使われます。

    Tengo que terminar el trabajo.
    私は仕事を終えなければなりません。

    Tenemos que salir temprano.
    私たちは早く出発しなければなりません。


    疑問文

    質問でも使われます。

    ¿Tengo que hacerlo?
    私はそれをしなければなりませんか。

    ¿Tenemos que esperar?
    私たちは待たなければなりませんか。


    否定文

    否定形では「〜する必要はない」という意味になります。

    No tienes que venir.
    あなたは来る必要はありません。

    No tenemos que pagar ahora.
    私たちは今支払う必要はありません。


    tener que + 不定詞 は、義務や必要を表す最も基本的な表現の一つであり、日常会話で頻繁に使われます。


  • 8.4 hay que + 不定詞

    hay que + 不定詞 は、一般的な義務や必要を表す構文で、「〜しなければならない」「〜する必要がある」という意味になります。
    特定の人ではなく、一般的に人がすべきことを述べるときに使われます。

    基本形は次の通りです。

    hay que + 不定詞


    基本の意味

    Hay que estudiar.
    勉強しなければならない。

    Hay que trabajar.
    働かなければならない。

    Hay que salir temprano.
    早く出発しなければならない。


    tener que との違い

    tener que は、特定の人の義務を表します。

    Tengo que estudiar.
    私は勉強しなければならない。

    一方 hay que は、一般的な義務を表します。

    Hay que estudiar para aprender.
    学ぶためには勉強しなければならない。


    助言や規則

    助言や一般的な規則を述べるときにも使われます。

    Hay que comer bien.
    よく食べなければならない。

    Hay que respetar las leyes.
    法律を守らなければならない。


    例文

    Hay que trabajar mucho para tener éxito.
    成功するためにはよく働かなければなりません。

    Hay que cuidar la salud.
    健康に気をつけなければなりません。

    Hay que estudiar español todos los días.
    スペイン語は毎日勉強しなければなりません。


    hay que + 不定詞 は、特定の人ではなく、一般的な義務や必要を表す重要な表現です。日常会話や説明文でよく使われます。


    8.5 deber + 不定詞

    deber + 不定詞 は、義務、助言、当然の行動を表す構文で、「〜すべきだ」「〜しなければならない」という意味になります。
    英語の shouldmust に近い意味を持つことがあります。

    基本形は次の通りです。

    deber + 不定詞


    deber の現在形

    人称活用
    yodebo
    debes
    él / elladebe
    nosotrosdebemos
    vosotrosdebéis
    ellos / ellasdeben

    例文

    Debo estudiar más.
    私はもっと勉強すべきです。

    Debes trabajar.
    あなたは働くべきです。

    Debemos respetar a los demás.
    私たちは他の人を尊重すべきです。


    助言

    deber は助言を表す場合によく使われます。

    Debes descansar.
    あなたは休むべきです。

    Debes estudiar más español.
    もっとスペイン語を勉強すべきです。


    道徳的義務

    道徳的な義務や当然の行動を表すこともあります。

    Debemos ayudar a los demás.
    私たちは他の人を助けるべきです。

    Debes decir la verdad.
    あなたは真実を言うべきです。


    推量

    deber de + 不定詞 は推量を表すことがあります。

    Debe de estar en casa.
    彼は家にいるはずです。

    Debe de tener treinta años.
    彼は30歳くらいのはずです。


    deber + 不定詞 は、義務、助言、当然の行動などを表す重要な表現であり、日常会話でもよく使われます。


    8.6 estar + 現在分詞

    estar + 現在分詞(gerundio) は、進行中の動作を表す構文です。
    日本語では「〜している」という意味になります。
    英語の be + -ing に近い表現です。

    基本形は次の通りです。

    estar + 現在分詞


    estar の現在形

    人称活用
    yoestoy
    estás
    él / ellaestá
    nosotrosestamos
    vosotrosestáis
    ellos / ellasestán

    現在分詞の作り方

    現在分詞は次のように作られます。

    -ar 動詞 → -ando

    hablar → hablando

    -er / -ir 動詞 → -iendo

    comer → comiendo
    vivir → viviendo


    例文

    Estoy estudiando español.
    私はスペイン語を勉強しています。

    Está trabajando.
    彼は働いています。

    Estamos leyendo un libro.
    私たちは本を読んでいます。


    今起きている動作

    この構文は、今まさに行われている動作を表します。

    Estoy comiendo.
    私は今食べています。

    Están hablando.
    彼らは話しています。


    一時的な行動

    一時的な行動や進行中の状態も表します。

    Estoy viviendo en Madrid.
    私はマドリードに住んでいます。

    Estamos aprendiendo español.
    私たちはスペイン語を学んでいます。


    estar + 現在分詞 は、進行中の動作を表す基本的な構文であり、会話でもよく使われます。ただしスペイン語では、英語ほど頻繁に進行形が使われるわけではなく、単純現在形が使われる場合も多くあります。


    8.7 seguir + 現在分詞

    seguir + 現在分詞(gerundio) は、動作が続いていることを表す構文で、「〜し続けている」「まだ〜している」という意味になります。

    基本形は次の通りです。

    seguir + 現在分詞


    seguir の現在形

    人称活用
    yosigo
    sigues
    él / ellasigue
    nosotrosseguimos
    vosotrosseguís
    ellos / ellassiguen

    例文

    Sigo estudiando español.
    私はスペイン語を勉強し続けています。

    Sigue trabajando.
    彼は働き続けています。

    Seguimos esperando.
    私たちは待ち続けています。


    継続している動作

    この構文は、すでに始まった動作が今も続いていることを表します。

    Sigo leyendo el libro.
    私はその本を読み続けています。

    Siguen hablando.
    彼らは話し続けています。


    否定文

    否定文では「もう〜していない」という意味になります。

    Ya no sigo trabajando allí.
    私はもうそこでは働いていません。


    例文

    Sigue lloviendo.
    雨が降り続いています。

    Seguimos aprendiendo español.
    私たちはスペイン語を学び続けています。


    seguir + 現在分詞 は、動作の継続を表す重要な構文であり、日常会話でもよく使われます。


    8.8 volver a + 不定詞

    volver a + 不定詞 は、**「もう一度〜する」「再び〜する」**という意味を表す構文です。
    英語の do … againagain に近い意味になります。

    基本形は次の通りです。

    volver a + 不定詞


    volver の現在形

    人称活用
    yovuelvo
    vuelves
    él / ellavuelve
    nosotrosvolvemos
    vosotrosvolvéis
    ellos / ellasvuelven

    例文

    Vuelvo a leer el libro.
    私はその本をもう一度読みます。

    Vuelve a intentarlo.
    もう一度それを試してください。

    Volvemos a estudiar español.
    私たちは再びスペイン語を勉強します。


    行動の繰り返し

    この構文は、すでに行った行動をもう一度行う場合に使われます。

    Volvió a llamar.
    彼は再び電話しました。

    Volvieron a empezar.
    彼らは再び始めました。


    否定文

    否定文では「もう二度と〜しない」という意味になることがあります。

    No vuelvo a hacerlo.
    私はもう二度とそれをしません。


    例文

    Voy a volver a estudiar español.
    私は再びスペイン語を勉強するつもりです。

    Volvieron a hablar del problema.
    彼らはその問題について再び話しました。


    volver a + 不定詞 は、行動の繰り返しを表す基本的な構文で、会話や文章でよく使われます。


    8.9 dejar de + 不定詞

    dejar de + 不定詞 は、それまで続いていた行動をやめることを表す構文で、「〜するのをやめる」「〜しなくなる」という意味になります。

    基本形は次の通りです。

    dejar de + 不定詞


    dejar の現在形

    人称活用
    yodejo
    dejas
    él / elladeja
    nosotrosdejamos
    vosotrosdejáis
    ellos / ellasdejan

    例文

    Dejo de fumar.
    私はタバコを吸うのをやめます。

    Deja de hablar.
    話すのをやめなさい。

    Dejamos de trabajar a las seis.
    私たちは6時に仕事をやめます。


    行動の停止

    この構文は、それまで続いていた行動が止まることを表します。

    Dejó de llover.
    雨がやみました。

    Dejaron de estudiar.
    彼らは勉強するのをやめました。


    否定文

    否定形では「〜するのをやめない」という意味になります。

    No dejo de pensar en ello.
    私はそれについて考えるのをやめられません。


    例文

    Deja de hacer ruido.
    騒ぐのをやめなさい。

    Dejó de vivir aquí.
    彼はここに住むのをやめました。


    dejar de + 不定詞 は、行動の停止を表す重要な構文であり、日常会話でもよく使われます。


    8.10 empezar a + 不定詞

    empezar a + 不定詞 は、動作の開始を表す構文で、「〜し始める」という意味になります。
    英語の begin tostart to に近い表現です。

    基本形は次の通りです。

    empezar a + 不定詞


    empezar の現在形

    人称活用
    yoempiezo
    empiezas
    él / ellaempieza
    nosotrosempezamos
    vosotrosempezáis
    ellos / ellasempiezan

    例文

    Empiezo a estudiar español.
    私はスペイン語を勉強し始めます。

    Empieza a llover.
    雨が降り始めます。

    Empezamos a trabajar.
    私たちは働き始めます。


    行動の開始

    この構文は、ある動作が始まる瞬間を表します。

    Empezó a hablar.
    彼は話し始めました。

    Empezaron a correr.
    彼らは走り始めました。


    自然現象

    天気や自然の変化を表すときにもよく使われます。

    Empieza a nevar.
    雪が降り始めます。

    Empieza a oscurecer.
    暗くなり始めます。


    例文

    Empezamos a aprender español.
    私たちはスペイン語を学び始めます。

    Empieza a cantar.
    彼は歌い始めます。


    empezar a + 不定詞 は、行動の開始を表す基本的な構文で、会話や文章でよく使われます。


  • 第9章 スペイン語会話の基本文型

    9.1 自己紹介の文

    自己紹介は、スペイン語の会話で最も基本的な表現の一つです。名前、出身、職業、年齢などを述べることで、自分について簡単に説明することができます。


    名前を言う

    名前を言うときには llamarseser を使います。

    Me llamo Juan.
    私はフアンです。

    Soy María.
    私はマリアです。

    Mucho gusto.
    はじめまして。


    出身を言う

    出身地や国籍を述べる場合には serde を使います。

    Soy japonés.
    私は日本人です。

    Soy de Japón.
    私は日本出身です。

    Soy de Tokio.
    私は東京出身です。


    職業を言う

    職業を述べるときにも ser が使われます。

    Soy médico.
    私は医者です。

    Soy profesor.
    私は教師です。

    Trabajo en una clínica.
    私はクリニックで働いています。


    年齢を言う

    スペイン語では年齢を tener を使って表します。

    Tengo treinta años.
    私は30歳です。

    Tengo veinte años.
    私は20歳です。


    会話例

    A: Hola.
    こんにちは。

    B: Hola. Me llamo Ana.
    こんにちは。私はアナです。

    A: Mucho gusto.
    はじめまして。

    B: Soy de España.
    私はスペイン出身です。


    自己紹介の表現は、日常会話や初対面の場面で非常に重要です。名前、出身、職業などを簡単に言えるようにしておくと、会話を始めやすくなります。


    9.2 存在を表す文

    スペイン語では、物や人の存在を表すときに haber を用いた表現を使います。
    この場合、主に hay という形が使われ、「〜がある」「〜がいる」という意味になります。

    Hay un libro en la mesa.
    机の上に本があります。

    Hay muchas personas aquí.
    ここには多くの人がいます。


    hay の基本的な使い方

    hay は単数と複数の区別なく使われます。

    Hay un coche.
    車が一台あります。

    Hay tres coches.
    車が三台あります。


    場所を表す

    存在を表す文では、場所を表す語句がよく使われます。

    Hay un restaurante cerca.
    近くにレストランがあります。

    Hay una farmacia en la esquina.
    角に薬局があります。

    Hay muchos estudiantes en la clase.
    教室には多くの学生がいます。


    疑問文

    存在をたずねる場合には疑問文を使います。

    ¿Hay un banco cerca?
    近くに銀行がありますか。

    ¿Hay un hotel aquí?
    ここにホテルはありますか。


    否定文

    否定文では no hay を使います。

    No hay agua.
    水がありません。

    No hay nadie aquí.
    ここには誰もいません。


    例文

    Hay un parque cerca de mi casa.
    私の家の近くに公園があります。

    Hay muchos libros en la biblioteca.
    図書館には多くの本があります。

    Hay un problema.
    問題があります。


    hay を使った存在表現は、場所を説明したり、何かがあるかどうかを伝えるときに非常によく使われる基本的な表現です。


  • 9.3 所有を表す文

    スペイン語で所有(「〜を持っている」)を表すときには、主に tener を使います。
    tener は「持つ」という意味の動詞で、人や物が何かを所有していることを表します。

    Tengo un coche.
    私は車を持っています。

    Tiene una casa.
    彼は家を持っています。


    tener の現在形

    人称活用
    yotengo
    tienes
    él / ellatiene
    nosotrostenemos
    vosotrostenéis
    ellos / ellastienen

    基本的な例

    Tengo un libro.
    私は本を持っています。

    Tenemos un problema.
    私たちは問題を抱えています。

    Tiene muchos amigos.
    彼は多くの友達がいます。


    所有詞を使う表現

    所有は 所有詞 を使って表すこともできます。

    Mi libro está aquí.
    私の本はここにあります。

    Su casa es grande.
    彼の家は大きいです。

    Nuestro coche es nuevo.
    私たちの車は新しいです。


    例文

    Tengo tiempo.
    私は時間があります。

    Tiene dinero.
    彼はお金を持っています。

    Tenemos muchas ideas.
    私たちは多くの考えを持っています。


    スペイン語では tener を使って所有を表す表現が非常によく使われます。また、所有詞を使うことで「誰のものか」を示すこともできます。


    9.4 好みを表す文

    スペイン語では、好みや好き嫌いを表すときに gustar などの動詞を使います。
    この構文では、日本語や英語とは語順が異なり、「〜が好きだ」という意味になります。

    Me gusta el café.
    私はコーヒーが好きです。

    Me gustan los libros.
    私は本が好きです。


    gustar の基本構造

    好みを表す文の基本形は次の通りです。

    間接目的語 + gustar + 主語

    Me gusta el chocolate.
    私はチョコレートが好きです。


    間接目的語代名詞

    人称
    yome
    te
    él / ellale
    nosotrosnos
    vosotrosos
    ellos / ellasles

    Te gusta el cine.
    あなたは映画が好きです。

    Nos gusta la música.
    私たちは音楽が好きです。


    単数と複数

    好きなものが単数か複数かによって、動詞の形が変わります。

    Me gusta el libro.
    私はその本が好きです。

    Me gustan los libros.
    私はその本たちが好きです。


    強調表現

    誰の好みかをはっきりさせるために a + 人 を使うことがあります。

    A mí me gusta el café.
    私はコーヒーが好きです。

    A Juan le gusta el fútbol.
    フアンはサッカーが好きです。


    例文

    Me gusta la música.
    私は音楽が好きです。

    Nos gustan las películas.
    私たちは映画が好きです。

    ¿Te gusta el vino?
    あなたはワインが好きですか。


    好みを表す gustar の構文は、スペイン語の会話で非常によく使われます。日本語や英語とは構造が異なるため、この形に慣れることが重要です。


    9.5 能力を表す文

    スペイン語で能力(「〜できる」)を表すときには、主に poder + 不定詞 を使います。
    この構文は「〜することができる」という意味を表します。

    基本形は次の通りです。

    poder + 不定詞


    poder の現在形

    人称活用
    yopuedo
    puedes
    él / ellapuede
    nosotrospodemos
    vosotrospodéis
    ellos / ellaspueden

    例文

    Puedo hablar español.
    私はスペイン語を話すことができます。

    Puede leer este libro.
    彼はこの本を読むことができます。

    Podemos trabajar aquí.
    私たちはここで働くことができます。


    質問

    能力について質問する場合にも使われます。

    ¿Puedes venir mañana?
    あなたは明日来ることができますか。

    ¿Puede ayudarte?
    彼はあなたを助けることができますか。


    否定文

    否定形では「〜できない」という意味になります。

    No puedo ir hoy.
    私は今日は行くことができません。

    No podemos hacerlo.
    私たちはそれをすることができません。


    例文

    Puedo conducir.
    私は車を運転できます。

    Puede hablar inglés.
    彼は英語を話すことができます。

    Podemos aprender mucho.
    私たちは多くを学ぶことができます。


    poder + 不定詞 は、能力や可能性を表す基本的な構文であり、日常会話でも非常によく使われます。


  • 9.6 義務を表す文

    スペイン語で義務(「〜しなければならない」「〜すべきだ」)を表すときには、いくつかの構文が使われます。代表的なものは tener que, hay que, deber などです。


    tener que + 不定詞

    tener que + 不定詞 は、特定の人の義務や必要を表します。

    Tengo que estudiar.
    私は勉強しなければなりません。

    Tenemos que trabajar.
    私たちは働かなければなりません。

    Tienes que salir ahora.
    あなたは今出発しなければなりません。


    hay que + 不定詞

    hay que + 不定詞 は、一般的な義務を表します。特定の人ではなく、「人は〜しなければならない」という意味になります。

    Hay que estudiar mucho.
    よく勉強しなければなりません。

    Hay que respetar las reglas.
    規則を守らなければなりません。

    Hay que trabajar para vivir.
    生きるためには働かなければなりません。


    deber + 不定詞

    deber + 不定詞 は、「〜すべきだ」という助言や道徳的な義務を表します。

    Debes estudiar más.
    もっと勉強すべきです。

    Debemos ayudar a los demás.
    私たちは他の人を助けるべきです。

    Debes decir la verdad.
    あなたは真実を言うべきです。


    例文

    Tengo que terminar el trabajo.
    私は仕事を終えなければなりません。

    Hay que cuidar la salud.
    健康に気をつけなければなりません。

    Debes descansar.
    あなたは休むべきです。


    スペイン語では、tener que, hay que, deber などを使い分けることで、義務の種類や意味の違いを表すことができます。


    9.7 予定を表す文

    スペイン語で予定や近い未来の行動を表すときには、主に ir a + 不定詞 が使われます。
    この構文は「〜するつもりだ」「〜する予定だ」という意味になります。英語の be going to に近い表現です。

    基本形は次の通りです。

    ir a + 不定詞


    ir の現在形

    人称活用
    yovoy
    vas
    él / ellava
    nosotrosvamos
    vosotrosvais
    ellos / ellasvan

    例文

    Voy a estudiar español.
    私はスペイン語を勉強する予定です。

    Vamos a salir.
    私たちは出かける予定です。

    Van a viajar mañana.
    彼らは明日旅行する予定です。


    未来形との違い

    未来形も未来の出来事を表しますが、ir a + 不定詞 は特に 近い未来や予定 を表す場合に使われます。

    Mañana voy a visitar a Juan.
    明日私はフアンを訪ねる予定です。


    会話での使用

    この構文は日常会話で非常によく使われます。

    Voy a comer ahora.
    私は今から食事をします。

    Vamos a empezar la reunión.
    私たちは会議を始めます。


    例文

    Voy a llamar mañana.
    私は明日電話する予定です。

    Vamos a estudiar juntos.
    私たちは一緒に勉強する予定です。

    Van a llegar pronto.
    彼らはまもなく到着する予定です。


    ir a + 不定詞 は、未来の予定やこれから行う行動を表す基本的な構文で、日常会話で非常によく使われます。


    9.8 経験を表す文

    スペイン語で経験(「〜したことがある」)を表すときには、主に 現在完了 が使われます。
    現在完了は次の形で作られます。

    haber + 過去分詞

    この形は、過去に経験した出来事を表すときによく使われます。


    haber の現在形

    人称活用
    yohe
    has
    él / ellaha
    nosotroshemos
    vosotroshabéis
    ellos / ellashan

    例文

    He visitado España.
    私はスペインを訪れたことがあります。

    He leído ese libro.
    私はその本を読んだことがあります。

    Hemos visto esa película.
    私たちはその映画を見たことがあります。


    nunca(〜したことがない)

    経験の否定には nunca がよく使われます。

    Nunca he estado en España.
    私はスペインに行ったことがありません。

    Nunca he visto esa película.
    私はその映画を見たことがありません。


    alguna vez(これまでに)

    経験を尋ねるときには alguna vez が使われます。

    ¿Has visitado España alguna vez?
    あなたはスペインを訪れたことがありますか。

    ¿Has probado este vino?
    あなたはこのワインを飲んだことがありますか。


    例文

    He viajado a muchos países.
    私は多くの国へ旅行したことがあります。

    Hemos comido en ese restaurante.
    私たちはそのレストランで食べたことがあります。

    ¿Has leído este libro?
    あなたはこの本を読んだことがありますか。


    現在完了は、過去の経験を表すときによく使われる重要な表現です。会話では、自分の経験や相手の経験をたずねる場面で頻繁に使われます。