スペイン語で義務(「〜しなければならない」「〜すべきだ」)を表すときには、いくつかの構文が使われます。代表的なものは tener que, hay que, deber などです。
tener que + 不定詞
tener que + 不定詞 は、特定の人の義務や必要を表します。
例
Tengo que estudiar.
私は勉強しなければなりません。
Tenemos que trabajar.
私たちは働かなければなりません。
Tienes que salir ahora.
あなたは今出発しなければなりません。
hay que + 不定詞
hay que + 不定詞 は、一般的な義務を表します。特定の人ではなく、「人は〜しなければならない」という意味になります。
例
Hay que estudiar mucho.
よく勉強しなければなりません。
Hay que respetar las reglas.
規則を守らなければなりません。
Hay que trabajar para vivir.
生きるためには働かなければなりません。
deber + 不定詞
deber + 不定詞 は、「〜すべきだ」という助言や道徳的な義務を表します。
例
Debes estudiar más.
もっと勉強すべきです。
Debemos ayudar a los demás.
私たちは他の人を助けるべきです。
Debes decir la verdad.
あなたは真実を言うべきです。
例文
Tengo que terminar el trabajo.
私は仕事を終えなければなりません。
Hay que cuidar la salud.
健康に気をつけなければなりません。
Debes descansar.
あなたは休むべきです。
スペイン語では、tener que, hay que, deber などを使い分けることで、義務の種類や意味の違いを表すことができます。
9.7 予定を表す文
スペイン語で予定や近い未来の行動を表すときには、主に ir a + 不定詞 が使われます。
この構文は「〜するつもりだ」「〜する予定だ」という意味になります。英語の be going to に近い表現です。
基本形は次の通りです。
ir a + 不定詞
ir の現在形
| 人称 | 活用 |
| yo | voy |
| tú | vas |
| él / ella | va |
| nosotros | vamos |
| vosotros | vais |
| ellos / ellas | van |
例文
Voy a estudiar español.
私はスペイン語を勉強する予定です。
Vamos a salir.
私たちは出かける予定です。
Van a viajar mañana.
彼らは明日旅行する予定です。
未来形との違い
未来形も未来の出来事を表しますが、ir a + 不定詞 は特に 近い未来や予定 を表す場合に使われます。
例
Mañana voy a visitar a Juan.
明日私はフアンを訪ねる予定です。
会話での使用
この構文は日常会話で非常によく使われます。
例
Voy a comer ahora.
私は今から食事をします。
Vamos a empezar la reunión.
私たちは会議を始めます。
例文
Voy a llamar mañana.
私は明日電話する予定です。
Vamos a estudiar juntos.
私たちは一緒に勉強する予定です。
Van a llegar pronto.
彼らはまもなく到着する予定です。
ir a + 不定詞 は、未来の予定やこれから行う行動を表す基本的な構文で、日常会話で非常によく使われます。
9.8 経験を表す文
スペイン語で経験(「〜したことがある」)を表すときには、主に 現在完了 が使われます。
現在完了は次の形で作られます。
haber + 過去分詞
この形は、過去に経験した出来事を表すときによく使われます。
haber の現在形
| 人称 | 活用 |
| yo | he |
| tú | has |
| él / ella | ha |
| nosotros | hemos |
| vosotros | habéis |
| ellos / ellas | han |
例文
He visitado España.
私はスペインを訪れたことがあります。
He leído ese libro.
私はその本を読んだことがあります。
Hemos visto esa película.
私たちはその映画を見たことがあります。
nunca(〜したことがない)
経験の否定には nunca がよく使われます。
例
Nunca he estado en España.
私はスペインに行ったことがありません。
Nunca he visto esa película.
私はその映画を見たことがありません。
alguna vez(これまでに)
経験を尋ねるときには alguna vez が使われます。
例
¿Has visitado España alguna vez?
あなたはスペインを訪れたことがありますか。
¿Has probado este vino?
あなたはこのワインを飲んだことがありますか。
例文
He viajado a muchos países.
私は多くの国へ旅行したことがあります。
Hemos comido en ese restaurante.
私たちはそのレストランで食べたことがあります。
¿Has leído este libro?
あなたはこの本を読んだことがありますか。
現在完了は、過去の経験を表すときによく使われる重要な表現です。会話では、自分の経験や相手の経験をたずねる場面で頻繁に使われます。