ci は、いくつかの異なる意味を持つ特殊な代名詞です。文の中では、前に出てきた語句を受けたり、場所を表したりする働きをします。
まず ci は、「そこに」「そこへ」 という意味で使われることがあります。これは多くの場合、a + 場所 の内容を受けます。
Vado a Roma.
私はローマへ行く。
Ci vado.
そこへ行く。
この場合 a Roma の代わりに ci が使われています。
同様に
Vai al ristorante?
あなたはレストランへ行きますか。
Sì, ci vado.
はい、そこへ行きます。
このように ci は場所を指す代名詞として使われることがあります。
次に ci は、a + 物事 の内容を受けることもあります。
Pensi a questo problema?
あなたはこの問題について考えていますか。
Ci penso.
それについて考えています。
ここでは a questo problema を ci が受けています。
さらに ci は、noi(私たち) に対応する代名詞として使われることもあります。
Marco ci vede.
マルコは私たちを見る。
この場合 ci は「私たちを」という意味になります。
また ci は、慣用的な表現の中でもよく使われます。
Ci sono molti studenti.
多くの学生がいます。
ここでは ci sono が「〜がある/いる」という意味を表しています。
ci は通常、動詞の前 に置かれます。
Ci vado domani.
明日そこへ行きます。
ただし、不定詞や命令形では 動詞の後ろに付く ことがあります。
Voglio andarci.
そこへ行きたい。
Portaci Marco.
マルコをそこへ連れて行きなさい。
このように ci は、場所を表したり、前置詞 a を伴う表現の内容を受けたり、また「私たち」を表したりする多くの働きを持つ重要な代名詞です。