第7章 関係代名詞

7.1 che

che はイタリア語で最もよく使われる 関係代名詞(pronome relativo) です。関係代名詞は、前に出てきた名詞を受けて、その名詞について説明する節を導く働きをします。

例えば次の文を見てみましょう。

Ho un amico.
私は友人がいる。

Questo amico vive a Roma.
この友人はローマに住んでいる。

この二つの文を一つにまとめると次のようになります。

Ho un amico che vive a Roma.
私はローマに住んでいる友人がいる。

ここで cheamico を受けており、「〜する」という説明を続ける役割を持っています。

もう一つ例を見てみましょう。

Leggo il libro.
私はその本を読む。

Tu mi hai dato il libro.
あなたは私にその本をくれた。

この二つの文を結ぶと

Leggo il libro che mi hai dato.
私はあなたがくれた本を読んでいる。

このように che は、先行詞(説明される名詞)を受けて、その名詞についての説明を続ける節を導きます。

che は次のような特徴を持っています。

・性や数によって形が変化しない
・主語としても目的語としても使える

例えば

La ragazza che canta è mia sorella.
歌っている少女は私の妹です。

ここでは che主語 の働きをしています。

また

Il libro che leggo è interessante.
私が読んでいる本は面白い。

ここでは che目的語 の働きをしています。

このように che は、関係代名詞の中でも最も基本的で頻繁に使われる語です。文章を自然につなげるために重要な役割を持っています。


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