間接話法(discorso indiretto) は、誰かの発言や考えを そのまま引用するのではなく、内容として伝える表現 です。直接話法とは異なり、通常は che などを用いて文の中に組み込まれます。
まず、直接話法の例を見てみましょう。
Marco dice:
“Parto domani.”
マルコは言う。
「私は明日出発する。」
これを間接話法にすると次のようになります。
Marco dice che parte domani.
マルコは明日出発すると言う。
このように、引用符はなくなり、文が一つの文の中に組み込まれます。
人称の変化
間接話法では、人称が文の構造に合わせて変わることがあります。
例
Maria dice:
“Vengo con te.”
マリアは言う。
「私はあなたと行く。」
間接話法では次のようになります。
Maria dice che viene con me.
マリアは私と行くと言う。
時制の変化
主節の動詞が過去になると、従属節の時制も変わることがあります。
例
Marco ha detto:
“Parto domani.”
間接話法では次のようになります。
Marco ha detto che partiva il giorno dopo.
マルコは翌日出発すると言った。
ここでは
domani → il giorno dopo
parto → partiva
のように表現が変化しています。
このように 間接話法 は、誰かの発言を内容として伝えるときに使われる表現であり、人称や時制、時間表現などが文の構造に合わせて変化することがあります。