22.2 間接話法

間接話法(discorso indiretto) は、誰かの発言や考えを そのまま引用するのではなく、内容として伝える表現 です。直接話法とは異なり、通常は che などを用いて文の中に組み込まれます。

まず、直接話法の例を見てみましょう。

Marco dice:
“Parto domani.”

マルコは言う。
「私は明日出発する。」

これを間接話法にすると次のようになります。

Marco dice che parte domani.
マルコは明日出発すると言う。

このように、引用符はなくなり、文が一つの文の中に組み込まれます。


人称の変化

間接話法では、人称が文の構造に合わせて変わることがあります。

Maria dice:
“Vengo con te.”

マリアは言う。
「私はあなたと行く。」

間接話法では次のようになります。

Maria dice che viene con me.
マリアは私と行くと言う。


時制の変化

主節の動詞が過去になると、従属節の時制も変わることがあります。

Marco ha detto:
“Parto domani.”

間接話法では次のようになります。

Marco ha detto che partiva il giorno dopo.
マルコは翌日出発すると言った。

ここでは

domani → il giorno dopo
parto → partiva

のように表現が変化しています。


このように 間接話法 は、誰かの発言を内容として伝えるときに使われる表現であり、人称や時制、時間表現などが文の構造に合わせて変化することがあります。


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