17.2 接続法過去

接続法過去(congiuntivo passato) は、接続法現在と同様に 疑い、希望、感情、判断 などを表すときに使われますが、従属節の内容が すでに完了した出来事 を表す場合に用いられます。

接続法過去は次の形で作られます。

接続法現在の助動詞(avere / essere) + 過去分詞

例を見てみましょう。

Penso che lui abbia finito il lavoro.
彼は仕事を終えたと思う。

Spero che tu abbia capito.
君が理解したことを願っている。

このように abbia finitoabbia capito が接続法過去です。


主節が現在のときの用法

主節の動詞が現在形の場合、従属節で すでに完了した行為 を表すときに接続法過去が使われます。

Credo che Marco sia arrivato.
マルコは到着したと思う。

Qui sia arrivato が接続法過去です。


essere を助動詞とする場合

助動詞に essere を使う場合には、過去分詞が主語の 性と数に一致 します。

Penso che Maria sia partita.
マリアは出発したと思う。

Credo che i ragazzi siano arrivati.
少年たちは到着したと思う。


接続法現在との違い

次の例を比較してみましょう。

Penso che lui venga.
彼が来ると思う。(まだ起こっていない)

Penso che lui sia venuto.
彼は来たと思う。(すでに起こった)

このように 接続法過去 は、接続法現在と同じような文脈で使われますが、従属節の内容が すでに完了した出来事 である場合に用いられます。


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