15.6 未来完了

未来完了(futuro anteriore) は、未来のある時点よりも前に完了している出来事を表す時制です。英語の will have + 過去分詞 に相当します。

この時制は次の形で作られます。

未来形の助動詞(avere / essere) + 過去分詞

例を見てみましょう。

Avrò finito il lavoro.
私は仕事を終えているだろう。

Sarò arrivato alle cinque.
私は5時までには到着しているだろう。

このように、未来完了は 未来のある時点までに完了している行為 を表します。

もう一つ例を見てみましょう。

Quando arriverai, avrò già mangiato.
君が到着するころには、私はすでに食べ終わっているだろう。

ここでは

arriverai(到着する)
avrò mangiato(食べ終えている)

という未来の時間関係が示されています。

また、未来完了は 過去の出来事についての推量 を表す場合にも使われます。

Avrà già finito.
彼はもう終えただろう。

Sarà arrivato.
彼はもう到着しただろう。

essere を助動詞として使う場合には、過去分詞が主語の 性と数に一致 します。

Maria sarà partita.
マリアはすでに出発しているだろう。

I ragazzi saranno arrivati.
少年たちは到着しているだろう。

このように 未来完了 は、未来のある時点より前に完了する出来事や、過去の出来事についての推量を表すときに使われる時制です。


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