2.4 縮小辞

イタリア語では、名詞の語尾に特定の接尾辞を付けることで、意味を変化させることができます。このような語形成を 名詞の派生 と呼びます。派生の中でも特によく使われるものに 縮小辞(diminutivo) があります。

縮小辞は、名詞に「小さい」という意味や、「かわいらしい」「親しみを込めた」というニュアンスを加えるときに用いられます。日本語の「〜ちゃん」「〜小さい〜」のような感覚に近い場合があります。

代表的な縮小辞には次のようなものがあります。

-ino / -ina

この接尾辞は最もよく使われる縮小辞の一つです。

libro

librino
小さな本

ragazzo
少年

ragazzino
少年(小さな子ども)


-etto / -etta

この接尾辞もよく使われ、物の小ささや親しみを表すことがあります。

casa

casetta
小さな家


-ello / -ella

これも縮小の意味を表すことがあります。

porta

portella
小さな扉


縮小辞を付けると、語尾の変化によって名詞の形が少し変わることがあります。また、元の名詞の意味に加えて、愛情や親しみを表す場合もあります。

例えば

bambino
子ども

bambino → bambinello

のように、語のニュアンスが柔らかくなることがあります。

このようにイタリア語では、接尾辞を使うことで語の意味を細かく変化させることができます。縮小辞は日常会話でもよく使われるため、代表的な接尾辞とその意味を理解しておくことが重要です。


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