9.9 依頼と命令

スペイン語では、相手に何かをしてもらうときに 命令法丁寧な依頼表現 を使います。状況や相手との関係によって、言い方を使い分けることが重要です。


命令文

直接的に命令する場合には 命令法 を使います。

Habla más despacio.
もっとゆっくり話しなさい。

Ven aquí.
ここに来なさい。

Escucha.
聞きなさい。


丁寧な依頼

丁寧な依頼では、疑問文や条件法がよく使われます。

¿Puedes ayudarme?
手伝ってくれますか。

¿Podría repetir?
もう一度言っていただけますか。

¿Puede hablar más despacio?
もう少しゆっくり話していただけますか。


por favor

依頼を丁寧にするために por favor(お願いします)を加えることがよくあります。

Abra la puerta, por favor.
ドアを開けてください。

Espere un momento, por favor.
少し待ってください。


否定命令

否定命令では no + 接続法 が使われます。

No hables tan rápido.
そんなに速く話してはいけません。

No toque esto.
これに触れてはいけません。


例文

Ayúdeme, por favor.
手伝ってください。

¿Puede ayudarme?
手伝っていただけますか。

No entre aquí.
ここに入ってはいけません。


スペイン語では、命令法を使うと強い表現になることがあるため、日常会話では疑問文や丁寧な表現がよく使われます。


9.10 疑問文

スペイン語の疑問文は、質問を表す文です。書き言葉では、文の最初に ¿、文の最後に ? を置くのが特徴です。

¿Hablas español?
あなたはスペイン語を話しますか。

¿Vive aquí?
彼はここに住んでいますか。


はい・いいえで答える疑問文

はい・いいえで答える疑問文は、通常の文に疑問符を付けることで作ることができます。

¿Trabajas aquí?
あなたはここで働いていますか。

¿Tiene tiempo?
あなたは時間がありますか。


疑問詞を使う疑問文

疑問詞を使うと、より具体的な質問をすることができます。

疑問詞意味
qué
quién
dóndeどこ
cuándoいつ
cómoどのように
por quéなぜ
cuántoどれくらい

¿Dónde vives?
あなたはどこに住んでいますか。

¿Quién viene?
誰が来ますか。

¿Cuándo empieza la clase?
授業はいつ始まりますか。


por qué

理由を尋ねるときには por qué を使います。

¿Por qué estudias español?
なぜスペイン語を勉強していますか。


例文

¿A qué hora llegas?
あなたは何時に到着しますか。

¿Dónde está el libro?
本はどこにありますか。

¿Quién es ese hombre?
あの男性は誰ですか。


疑問文は会話の中で非常によく使われる基本的な文型です。疑問詞を使うことで、さまざまな質問を作ることができます。


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