16.2 条件法過去

条件法過去(condizionale passato) は、「〜しただろう」「〜したかった」「〜したはずだ」などの意味を表す時制です。主に 過去の出来事についての仮定や推量 を表すときに使われます。

条件法過去は次の形で作られます。

条件法現在の助動詞(avere / essere) + 過去分詞

例を見てみましょう。

Avrei parlato con Marco.
私はマルコと話しただろう。

Sarei partito prima.
私はもっと早く出発しただろう。

このように、条件法現在の助動詞と過去分詞を組み合わせて作ります。


主な用法

1 過去の仮定

Se avessi avuto tempo, sarei venuto.
もし時間があったら、私は来ただろう。

ここでは

avessi avuto(接続法半過去)
sarei venuto(条件法過去)

という形で仮定を表しています。


2 過去の希望

Avrei voluto parlare con lui.
私は彼と話したかった。


3 過去の推量

Marco sarebbe arrivato ieri.
マルコは昨日到着したはずだ。


essere を助動詞とする場合

助動詞に essere を使うときは、過去分詞が主語の性と数に一致 します。

Maria sarebbe arrivata.
マリアは到着しただろう。

I ragazzi sarebbero partiti.
少年たちは出発しただろう。


このように 条件法過去 は、過去についての仮定、希望、推量などを表すときに使われる重要な時制です。


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