5.12 接続詞(Las conjunciones)

第5章の総仕上げとして、5.9の重文や5.10の複文で大活躍した接続詞(Conjunciones)の全体像をスッキリ整理しておきましょう。

接続詞とは、単語と単語、あるいは文(節)と文をガッチャンコとつなぐ接着剤です。スペイン語の接続詞は、つなぎ方の関係性によって「等位接続詞」「従属接続詞」の2つのグループに大別されます。

① 等位接続詞(重文を作る接着剤)

5.9で詳しく学んだ、2つの文を対等な関係で横につなぐ接続詞です。

  • y / e (そして、〜と〜) ※後ろが i-, hi- の音なら e
  • o / u (または、あるいは) ※後ろが o-, ho- の音なら u
  • pero (しかし、だが)
  • sino (〜ではなくて〜) ※前文が否定のとき

② 従属接続詞(複文を作る接着剤)

5.10で学んだ、主文の中に別の文をパーツ(部品)として従属させる接続詞です。主節に対して「名詞の塊」を作ったり、「時や理由などの条件」を付け足したりします。

1. 名詞節を作る(〜ということ)

  • que (〜ということ / 英語の that
    • 主節の動詞 + que + 従属節 の形で、「〜だと知っている」「〜だと思う」という目的語の塊を作ります。
    • que estudias español. (君がスペイン語を勉強しているということを私は知っている。)

2. 副詞節を作る(時・理由・条件などを付け足す)

主節のアクションに対して、「いつ」「なぜ」「もし〜なら」という背景を肉付けする接続詞です。

  • cuando (〜するとき / 英語の when
    • Cuando tengo tiempo, escucho el piano. (時間があるとき、私はピアノを聴きます。)
  • porque (〜なので、なぜなら / 英語の because
    • No salgo porque llueve. (雨が降っているので[なぜなら雨が降るから]外出しない。)
  • si (もし〜ならば / 英語の if
    • Si tienes tiempo, ven a mi casa.もし時間があるなら、私の家に来てください。)

💡 5.12 のまとめ

スペイン語の接続詞を使いこなせるようになると、「私はコーヒーを飲む。カルロスはタコスを食べる。」という細切れの幼児のような文から、「雨が降っているから、私はカフェに入ってコーヒーを飲むと思う」といった、大人の豊かな表現へと一気にステップアップできます。

5.12 演習セクション(本文直下に挿入)

✍️ 5.12 練習問題:接続詞の総合見極め

【問題1】 日本語の意味に合うように、空欄に適切な接続詞(que / cuando / porque / si)を補ってください。

  1. もし明日雪が降るなら、私は学校に行きません。$\rightarrow$ ( _____ ) nieva mañana, no voy a la escuela.
  2. お腹が空いているので、私はチュロスを食べます。$\rightarrow$ Como churros ( _____ ) tengo hambre.
  3. 私は、カルロスがマドリードに住んでいるということを知っています。$\rightarrow$ ( _____ ) Carlos vive en Madrid.
  4. 私がクリニックで働くとき、いつも白衣を着ます。$\rightarrow$ ( _____ ) trabajo en la clínica, siempre llevo bata blanca.

🔑 解答と解説

【問題1の解答】

  1. Si
    • 解説: 「もし〜ならば」という仮定の条件を表すため、Si(エスにアクセント記号のない形)を文頭に置きます。
  2. porque
    • 解説: チュロスを食べる「理由・原因(〜だから)」を後ろから説明しているため、porque が正解です。
  3. que
    • 解説: 動詞 (知っている)の後ろに「〜ということ」という名詞の塊を接着しているため、接続詞の que が入ります。
  4. Cuando
    • 解説: 「〜するとき」という時間の枠組みを主節に付け足しているため、Cuando が正解です。
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