19.2 分詞

分詞(participio) は、動詞から作られる形であり、形容詞のように使われることもある動詞の形です。イタリア語では主に 現在分詞(participio presente)過去分詞(participio passato) の二つがあります。


現在分詞

現在分詞は動詞の語幹に次の語尾を付けて作ります。

  • -are 動詞 → -ante
  • -ere 動詞 → -ente
  • -ire 動詞 → -ente

例を見てみましょう。

parlare → parlante
話している

credere → credente
信じている

dormire → dormiente
眠っている

現在分詞は主に 形容詞や名詞のように使われること が多くなります。

una persona interessante
興味深い人

il presidente
大統領(「前に座っている人」が語源)


過去分詞

過去分詞は、完了した行為を表す形であり、さまざまな文法で重要な役割を持ちます。

基本的な作り方は次の通りです。

  • -are 動詞 → -ato
  • -ere 動詞 → -uto
  • -ire 動詞 → -ito

parlare → parlato
credere → creduto
finire → finito

過去分詞は主に次のような場面で使われます。

複合時制

Ho mangiato.
私は食べた。

受動態

La porta è chiusa.
ドアは閉められている。

また、essere を助動詞として使う場合には、過去分詞は 主語の性と数に一致 します。

Maria è arrivata.
マリアは到着した。

I ragazzi sono arrivati.
少年たちは到着した。


このように 分詞 は動詞から作られる形でありながら、形容詞のように使われることもあり、また複合時制や受動態を作る際にも重要な役割を果たします。


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