分詞(participio) は、動詞から作られる形であり、形容詞のように使われることもある動詞の形です。イタリア語では主に 現在分詞(participio presente) と 過去分詞(participio passato) の二つがあります。
現在分詞
現在分詞は動詞の語幹に次の語尾を付けて作ります。
- -are 動詞 → -ante
- -ere 動詞 → -ente
- -ire 動詞 → -ente
例を見てみましょう。
parlare → parlante
話している
credere → credente
信じている
dormire → dormiente
眠っている
現在分詞は主に 形容詞や名詞のように使われること が多くなります。
例
una persona interessante
興味深い人
il presidente
大統領(「前に座っている人」が語源)
過去分詞
過去分詞は、完了した行為を表す形であり、さまざまな文法で重要な役割を持ちます。
基本的な作り方は次の通りです。
- -are 動詞 → -ato
- -ere 動詞 → -uto
- -ire 動詞 → -ito
例
parlare → parlato
credere → creduto
finire → finito
過去分詞は主に次のような場面で使われます。
複合時制
Ho mangiato.
私は食べた。
受動態
La porta è chiusa.
ドアは閉められている。
また、essere を助動詞として使う場合には、過去分詞は 主語の性と数に一致 します。
例
Maria è arrivata.
マリアは到着した。
I ragazzi sono arrivati.
少年たちは到着した。
このように 分詞 は動詞から作られる形でありながら、形容詞のように使われることもあり、また複合時制や受動態を作る際にも重要な役割を果たします。