第19章 非定形

19.1 不定詞

不定詞(infinito) は、動詞の基本形であり、人称や時制による変化をしない形です。辞書に載っている動詞の形も、この不定詞です。

例えば次のような形です。

parlare
話す

credere
信じる

partire
出発する

これらの形は 誰が行うのか、いつ行うのか を示していません。このため 非定形(forma non personale) と呼ばれます。


不定詞の主な用法

不定詞はさまざまな場面で使われます。

まず、助動詞の後 によく使われます。

Voglio studiare italiano.
私はイタリア語を勉強したい。

Devo partire presto.
私は早く出発しなければならない。


次に、動詞の後に続く形 として使われます。

Spero di venire.
私は来ることを望んでいる。

Cerco di capire.
私は理解しようとしている。


また、前置詞の後 にも使われます。

Prima di partire, mangio.
出発する前に食べる。

Dopo aver mangiato, partiamo.
食べたあとで出発する。


不定詞の種類

イタリア語の不定詞には次の二つがあります。

現在不定詞(infinito presente)

parlare
credere
partire

過去不定詞(infinito passato)

avere parlato
avere creduto
essere partito

過去不定詞は、ある出来事より前に起こった行為 を表します。

Dopo aver finito il lavoro, sono uscito.
仕事を終えたあとで、私は外出した。


このように 不定詞 は、他の動詞や前置詞と結びついて使われることが多く、イタリア語の文を作る上で重要な役割を持つ動詞の形です。


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