6.12 接続法現在

接続法現在(presente de subjuntivo) は、願望、疑い、感情、可能性、目的など、話し手の主観的な態度を表すときに使われます。直説法が事実を述べるのに対して、接続法は 事実ではない可能性や希望 などを表します。

Quiero que estudies español.
私はあなたがスペイン語を勉強することを望みます。

Es posible que venga.
彼が来る可能性があります。


接続法現在の作り方

接続法現在は、直説法現在の yo 形 を基にして作られます。

語尾は次のようになります。

-ar 動詞

人称語尾
yo-e
-es
él / ella-e
nosotros-emos
vosotros-éis
ellos / ellas-en

-er / -ir 動詞

人称語尾
yo-a
-as
él / ella-a
nosotros-amos
vosotros-áis
ellos / ellas-an

活用例

hablar(話す)

人称活用
yohable
hables
él / ellahable
nosotroshablemos
vosotroshabléis
ellos / ellashablen

comer(食べる)

人称活用
yocoma
comas
él / ellacoma
nosotroscomamos
vosotroscomáis
ellos / ellascoman

使用される主な場合

願望

Quiero que vengas.
私はあなたに来てほしい。


感情

Me alegra que estudies español.
あなたがスペイン語を勉強していることをうれしく思います。


疑い・可能性

Dudo que venga.
彼が来るかどうか疑っています。


目的

Estudio para que aprendas.
あなたが学ぶために私は勉強します。


例文

Espero que tengas tiempo.
あなたに時間があることを望みます。

Es importante que estudies.
勉強することは重要です。

Quiero que hables español.
あなたがスペイン語を話すことを望みます。


接続法現在は、願望、感情、可能性、目的などを表すときに使われる重要な動詞の形です。スペイン語では、主文と従属文の関係によって接続法が使われることが多くあります。


6.13 接続法過去

接続法過去(imperfecto de subjuntivo) は、過去の願望、仮定、疑い、感情などを表すときに使われます。接続法現在と同様に、話し手の主観的な態度を示しますが、その内容が 過去の状況 に関係している場合に使われます。

Quería que vinieras.
私はあなたに来てほしかった。

Dudaba que fuera verdad.
それが本当であるかどうか疑っていました。


接続法過去の作り方

接続法過去は、点過去(pretérito)の三人称複数形 を基にして作られます。

作り方は次の通りです。

1 点過去の三人称複数形を取る
2 語尾 -ron を取る
3 次の語尾を付ける

人称語尾
yo-ra
-ras
él / ella-ra
nosotros-ramos
vosotros-rais
ellos / ellas-ran

活用例

hablar(話す)

人称活用
yohablara
hablaras
él / ellahablara
nosotroshabláramos
vosotroshablarais
ellos / ellashablaran

comer(食べる)

人称活用
yocomiera
comieras
él / ellacomiera
nosotroscomiéramos
vosotroscomierais
ellos / ellascomieran

vivir(住む)

人称活用
yoviviera
vivieras
él / ellaviviera
nosotrosviviéramos
vosotrosvivierais
ellos / ellasvivieran

過去の願望

Quería que estudiarais más.
私はあなたたちにもっと勉強してほしかった。


仮定

Si tuviera tiempo, viajaría a España.
もし時間があれば、私はスペインへ旅行するでしょう。


例文

Esperaba que vinieras.
私はあなたが来ることを期待していました。

Era importante que estudiaras.
あなたが勉強することは重要でした。


接続法過去は、過去の願望や仮定、感情などを表すときに使われます。接続法現在と同様に、主文と従属文の関係の中で使われることが多い時制です。


6.14 接続法現在完了

接続法現在完了(pretérito perfecto de subjuntivo) は、すでに完了した出来事について、願望、感情、疑い、評価などを表すときに使われます。つまり、過去の出来事であっても、それが 現在の感情や判断と関係している場合 に用いられます。

Me alegra que hayas venido.
あなたが来てくれてうれしいです。

Dudo que haya terminado el trabajo.
彼が仕事を終えたかどうか疑っています。


作り方

接続法現在完了は次の形で作られます。

haber の接続法現在 + 過去分詞


haber の接続法現在

人称活用
yohaya
hayas
él / ellahaya
nosotroshayamos
vosotroshayáis
ellos / ellashayan

過去分詞との組み合わせ

haya hablado
話したこと

hayas comido
食べたこと

hayan vivido
住んできたこと


例文

Espero que hayas estudiado.
あなたが勉強したことを願っています。

Es posible que hayan salido.
彼らは出かけたのかもしれません。

Me alegra que hayas venido.
あなたが来てくれてうれしいです。


接続法現在との違い

接続法現在は 現在または未来の出来事 を表します。

Espero que vengas.
あなたが来ることを願っています。

接続法現在完了は すでに完了した出来事 を表します。

Espero que hayas venido.
あなたがすでに来ていることを願っています。


接続法現在完了は、過去の出来事について現在の感情や評価を述べるときに使われます。接続法の他の時制と同様に、主文の内容に応じて使われる重要な形です。


6.15 接続法過去完了

接続法過去完了(pluscuamperfecto de subjuntivo) は、過去の出来事についての仮定、願望、後悔などを表すときに使われます。特に、実際には起こらなかった過去の出来事を表す場合によく用いられます。

Si hubiera tenido tiempo, habría viajado a España.
もし時間があったなら、私はスペインへ旅行していただろう。

この文では

hubiera tenido → 接続法過去完了
habría viajado → 過去未来完了

です。


作り方

接続法過去完了は、次の形で作られます。

haber の接続法過去 + 過去分詞


haber の接続法過去

人称活用
yohubiera
hubieras
él / ellahubiera
nosotroshubiéramos
vosotroshubierais
ellos / ellashubieran

過去分詞との組み合わせ

hubiera hablado
話していたなら

hubieras comido
食べていたなら

hubieran vivido
住んでいたなら


仮定の過去

過去の仮定を表す場合に使われます。

Si hubieras estudiado más, habrías aprobado.
もっと勉強していたなら、あなたは合格していただろう。


後悔

過去の出来事に対する後悔を表すこともあります。

Ojalá hubiera estudiado más.
もっと勉強していればよかった。


例文

Esperaba que hubiera llegado.
彼が到着していたことを期待していました。

Dudaba que hubieran terminado el trabajo.
彼らが仕事を終えていたかどうか疑っていました。


接続法過去完了は、過去の仮定や後悔などを表すときに使われる重要な形です。条件法や他の接続法の時制と組み合わせて使われることが多くあります。


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