6.7 未来

未来(futuro) は、これから起こる出来事や行動を表す時制です。日本語では「〜するだろう」「〜するでしょう」などと訳されます。

Mañana estudiaré español.
明日私はスペイン語を勉強するでしょう。

Juan llegará pronto.
フアンはまもなく到着するでしょう。


未来形の作り方

スペイン語の未来形は、不定詞に直接語尾を付けることで作られます。

人称語尾
yo
-ás
él / ella
nosotros-emos
vosotros-éis
ellos / ellas-án

未来形の例

hablar(話す)

人称活用
yohablaré
hablarás
él / ellahablará
nosotroshablaremos
vosotroshablaréis
ellos / ellashablarán

comer(食べる)

人称活用
yocomeré
comerás
él / ellacomerá
nosotroscomeremos
vosotroscomeréis
ellos / ellascomerán

vivir(住む)

人称活用
yoviviré
vivirás
él / ellavivirá
nosotrosviviremos
vosotrosviviréis
ellos / ellasvivirán

未来の予定

未来形は将来の予定や計画を表します。

Mañana iré a Madrid.
明日私はマドリードへ行きます。

Estudiaremos español.
私たちはスペイン語を勉強するでしょう。


推量

未来形は、現在の推量を表すこともあります。

¿Dónde estará Juan?
フアンはどこにいるのだろう。

Tendrá unos treinta años.
彼は30歳くらいでしょう。


未来形は、将来の出来事や話し手の推量を表すときに使われる重要な時制です。


6.8 未来完了

未来完了(futuro perfecto) は、未来のある時点までにすでに完了している行動を表す時制です。日本語では「〜しているだろう」「〜してしまっているだろう」などと訳されます。

未来完了は次の形で作られます。

haber の未来形 + 過去分詞


haber の未来形

人称活用
yohabré
habrás
él / ellahabrá
nosotroshabremos
vosotroshabréis
ellos / ellashabrán

過去分詞との組み合わせ

habré hablado
私は話しているだろう

habrás comido
あなたは食べているだろう

habrán vivido
彼らは住んでいるだろう


未来のある時点までの完了

未来のある時点までに行動が終わっていることを表します。

Para mañana habré terminado el trabajo.
明日までには私は仕事を終えているでしょう。

Para entonces habrán llegado.
そのころまでには彼らは到着しているでしょう。


推量

未来完了は、過去の出来事についての推量を表すこともあります。

Habrá llegado ya.
彼はもう到着しているだろう。

Habrá estudiado mucho.
彼はたくさん勉強したのだろう。


例文

Para el año próximo habré terminado el libro.
来年までには私はその本を書き終えているでしょう。

A esta hora habrán salido.
この時間には彼らは出発しているでしょう。


未来完了は、未来のある時点までに完了している出来事や、過去についての推量を表すときに使われます。


6.9 過去未来(条件法)

過去未来(条件法)(condicional) は、仮定や推量、丁寧な表現などを表す時制です。日本語では「〜だろう」「〜するだろう」「〜するでしょう」「〜したいのですが」などと訳されることがあります。

この形は、未来形とよく似た作り方をします。


条件法の作り方

条件法は、動詞の不定詞に語尾を付けることで作られます。

人称語尾
yo-ía
-ías
él / ella-ía
nosotros-íamos
vosotros-íais
ellos / ellas-ían

活用の例

hablar(話す)

人称活用
yohablaría
hablarías
él / ellahablaría
nosotroshablaríamos
vosotroshablaríais
ellos / ellashablarían

comer(食べる)

人称活用
yocomería
comerías
él / ellacomería
nosotroscomeríamos
vosotroscomeríais
ellos / ellascomerían

vivir(住む)

人称活用
yoviviría
vivirías
él / ellaviviría
nosotrosviviríamos
vosotrosviviríais
ellos / ellasvivirían

仮定

条件や仮定を表すときに使われます。

Si tuviera tiempo, viajaría a España.
もし時間があれば、私はスペインへ旅行するでしょう。


過去の未来

過去の立場から見た未来を表す場合にも使われます。

Dijo que vendría mañana.
彼は明日来ると言いました。


丁寧な表現

依頼や願望を丁寧に表すときにも使われます。

Querría hablar con usted.
あなたと話したいのですが。

Me gustaría un café.
コーヒーをいただきたいのですが。


条件法は、仮定、推量、丁寧な依頼など、さまざまな場面で使われる重要な動詞の形です。


6.10 過去未来完了

過去未来完了(condicional perfecto) は、仮定された過去の出来事や、実際には起こらなかった過去の行動を表すときに使われます。日本語では「〜していただろう」「〜していたはずだ」「〜しただろうに」などと訳されることがあります。

この時制は、次の形で作られます。

haber の条件法 + 過去分詞


haber の条件法

人称活用
yohabría
habrías
él / ellahabría
nosotroshabríamos
vosotroshabríais
ellos / ellashabrían

過去分詞との組み合わせ

habría hablado
私は話していただろう

habrías comido
あなたは食べていただろう

habrían vivido
彼らは住んでいただろう


仮定の過去

過去の仮定を表す場合によく使われます。

Si hubiera tenido tiempo, habría viajado a España.
もし時間があったなら、私はスペインへ旅行していただろう。


推量

過去の出来事についての推量を表す場合にも使われます。

Habría llegado ya.
彼はもう到着していただろう。

Habría estudiado mucho.
彼はたくさん勉強していたはずだ。


例文

Habríamos terminado el trabajo.
私たちは仕事を終えていただろう。

Habrían salido temprano.
彼らは早く出発していただろう。


過去未来完了は、過去の仮定実際には起こらなかった出来事を表すときに使われる時制です。


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