直接目的語(complemento oggetto diretto) は、動詞の行為が 直接向けられる対象 を表します。日本語では多くの場合「〜を」という形で表されます。
例えば次の文を見てみましょう。
Vedo Marco.
私はマルコを見る。
この文では Marco が「見る」という動作の対象になっており、これが 直接目的語 です。
もう一つ例を見てみます。
Compro un libro.
私は本を買う。
この文では un libro が「買う」という動作の対象であり、直接目的語になります。
直接目的語は、通常 前置詞を伴わずに動詞の後ろに置かれる のが特徴です。
Leggo il giornale.
私は新聞を読む。
Mangio una mela.
私はリンゴを食べる。
直接目的語を代名詞で表すときには、直接目的語代名詞 を用います。直接目的語代名詞は通常 動詞の前 に置かれます。
例を見てみましょう。
Vedo Marco.
私はマルコを見る。
Marco を代名詞にすると
Lo vedo.
私は彼を見る。
同様に
Compro la macchina.
私はその車を買う。
これを代名詞にすると
La compro.
私はそれを買う。
直接目的語代名詞は次の通りです。
mi 私を
ti 君を
lo 彼を/それを(男性)
la 彼女を/それを(女性)
ci 私たちを
vi あなたたちを
li 彼らを
le 彼女たちを
このように、直接目的語は動詞の行為が直接向けられる対象を表す要素であり、イタリア語の文の構造を理解するうえで重要な役割を持っています。