4.5 つなぎ動詞

つなぎ動詞(verbo copulativo) は、主語とその説明を結びつける動詞です。つなぎ動詞は、主語の性質や状態を表す語と結びつきます。

スペイン語で最も重要なつなぎ動詞は次の二つです。

ser
〜である

estar
〜の状態である

これらの動詞は、主語と 補語(complemento) を結びつけます。


ser

ser は、人や物の本質的な性質や恒常的な特徴を表します。

Juan es profesor.
フアンは教師です。

Madrid es una ciudad grande.
マドリードは大きな都市です。

El libro es interesante.
その本は面白いです。


estar

estar は、一時的な状態や場所を表します。

Estoy cansado.
私は疲れています。

La puerta está abierta.
ドアは開いています。

Estamos en Madrid.
私たちはマドリードにいます。


ser と estar の違い

同じ形容詞でも、serestar では意味が変わることがあります。

La manzana es verde.
そのリンゴは緑色です。(性質)

La manzana está verde.
そのリンゴはまだ熟していません。(状態)


つなぎ動詞の特徴

つなぎ動詞の文では、動詞の後に 補語 が来ます。この補語は主語の性質や状態を説明します。

Juan es alto.
フアンは背が高い。

La casa es grande.
その家は大きい。


つなぎ動詞は、スペイン語の文を作るうえで非常に重要な役割を持っています。特に serestar の違いは、スペイン語学習の重要なポイントです。


4.6 自動詞と他動詞

スペイン語の動詞は、その意味や文の構造によって 自動詞(verbo intransitivo)他動詞(verbo transitivo) に分けられます。


自動詞

自動詞 は、目的語を必要としない動詞です。動作が主語だけで完結します。

Juan corre.
フアンは走ります。

El niño duerme.
その子どもは眠ります。

El avión llega.
飛行機が到着します。

ここでは、動詞の後に目的語はありません。


他動詞

他動詞 は、目的語を必要とする動詞です。動作が何かに向けられます。

Juan lee un libro.
フアンは本を読みます。

María compra pan.
マリアはパンを買います。

El estudiante escribe una carta.
その学生は手紙を書きます。

ここでは un libro, pan, una carta が目的語です。


同じ動詞が両方で使われる場合

スペイン語では、同じ動詞が 自動詞としても他動詞としても使われる 場合があります。

El niño come.
その子どもは食べます。

El niño come pan.
その子どもはパンを食べます。

最初の文では目的語がなく、自動詞として使われています。
二番目の文では目的語 pan があり、他動詞として使われています。


例文

El tren llega a Madrid.
列車はマドリードに到着します。

Ella escribe una carta.
彼女は手紙を書きます。

Los estudiantes estudian.
学生たちは勉強します。


自動詞と他動詞の違いを理解することで、文の構造がより明確になります。


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